蒲萄スキー場の遭難事故

もう既にご存知の方も多いと思いますが
ぶどうスキー場でコース外滑走の遭難事故が発生しました。

以下 ぶどうスキー場facebook より

2015年1月12日(月)の夕方、ぶどうスキー場でもコース外滑走による遭難事故が発生した。
村上市内在住の男性3人グループのスノーボーダーのうち2名がコース外を滑走し、
待ち合わせ場所の第1駐車場に時間になっても現れないことから119番通報し、
村上警察署、村上市消防本部、朝日分署の救急隊、捜索隊が現地に集合した。
時間は17時45分。あたりはすでに闇に包まれていた。
残された友人の話だと「パノラマゲレンデ上部から右側の林の中に二人が消えていった」とのことから想定すると、
コース外を滑走しているうちに沢の下の方まで下りてしまい、スキー場に戻れなくなっているものと思われた。
コース外に侵入し、すでに2時間近くが経過し、17時21分にスマホのラインで「遭難した」と1回入ったきり、電話も、ラインもつながらない。ゲレンデ外に出てしまうと携帯電話が不通になる場所が多い。
山麓では残された友人はどうする事もできず、ただ茫然と立ちすくむばかりだ。
二人が一緒なのかどうかも分からない。家で待っている家族への連絡もしなければならない。
17時45分地元村上警察と消防本部の救急隊と捜索隊がスキー場センターロッジに到着した。
対策本部を立ち上げ、人命救助のため捜索会議を開かなければならない。
二人の消息、安否が心配される中、17時50分待ち合わせ場所の第1駐車場に二人が自力で下山の一報が入る。
捜索隊からの安堵の声が漏れた。18時00分スキーセンターに徒歩で二人が現れた
。憔悴しきった二人だったが、しっかりとした足取りから無事が伺えた。
二人から事情を聴いた。
以前にもコース外を滑走したことがあり、再びコースに戻ってくるつもりだったが、
しばらく滑走していると周りの景色に違和感を覚え、引き返そうと試みたが、沢の下の方まで来てしまい、相当登らないとコースには戻れないところまで来ていた。
沢を下り川にたどり着いた。この時点で遭難したと自覚したそうだ。
スマホのGPS機能で現在地を確認しようと試みたが圏外で機能しなかった。電話もつながらない。
陽は一気に暮れ暗闇に包まれた。それから二人は暗闇の冷たい川の中を1時間以上歩いてきた。
一人は川を下ってくる途中で数回転倒し、脚部が腫れていたが骨に異常はないと判断し、事情聴取後、
自力で村上総合病院へ向かった。
幸いなことに捜索にあたる前に二人は無事発見された。
当スキー場でも他のスキー場と同様にコース外は滑走禁止となっています。
ロープ、ネット、看板などで表示、ゲレンデマップでの周知、場内放送での呼びかけなどを繰り返しています。
今回の遭難事故を受け、あらためて「コース外滑走」について考える機会にしていただきたいと思い詳細を公開しました。
コース外滑走は「いけない」とわかっていながらロープやネットをくぐり、このくらいなら平気だろう、
自分だけは大丈夫だろう、他の人もやってるから、と自己の欲求だけを満たそうとする危険であり残念な行為です。
今回の遭難事故もそういった「甘え」から起きたものだと当事者が言っていました。
これからは絶対にやらない、しばらくボードは控えたいと言っていました。
スキー・スノーボードは自然の中で楽しむスポーツです。毎日、天候も違えば雪質もゲレンデ状況も違います。
「ゲレンデ内であっても、絶対に安全」ではないこともご理解ください。
また滑走中はすべて自己の判断に委ねられ、みなさんの行動や判断は自己の責任となります。
ご自身の安全はご自身で守るということを忘れないでください。
ルールを破る人が多ければ規制や取り締まりを厳しくしなければなりません。
みなさん自身が事故の当事者にならないように、もう一度コース外滑走について考え、
安全なスキー場運営にご理解ご協力いただきたいと考えます。

ぶどうスキー場 facebook
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